患者さまへ
お薬について
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お薬をお受け取りいただくその前に
お薬は原則として院外の調剤薬局にてお受け取りいただきます。病院の受診時、または調剤薬局でのお薬の受け取り時に、医師または薬剤師に服用中のお薬の種類やアレルギーなどを必ず伝えてください。
お薬をお受取りいただく前に教えていただきたいこと
- アレルギーはありませんか?
- お薬によって副作用が起きたことはありませんか?
- 現在妊娠中ですか?妊娠の可能性はありませんか?
- 現在授乳中ですか?
- 他に服用されているお薬はありませんか?
お薬を受け取られたら
- 光を避け、なるべく湿気の少ないところに置いて下さい。目薬や注射など、冷蔵庫など所定の場所にて保管いただくお薬もあります。
- 子供の手の届かない所に保管して下さい。
- 処方されたお薬は、ご本人さまのお薬です。ご本人さまの症状に合わせたお薬ですから、人にあげたり、受け取ったりしないようご注意ください。
院外処方箋について
当院では「医薬分業の推進」を図るため、外来患者様のお薬については原則として「院外処方箋」にてお受け取りいただくことになりました。
- お薬のある方は受付窓口で処方箋をお渡しします。院外の調剤薬局に処方箋を提出しお薬を受け取ってください。
- 療費(検査料金などを含む)は病院で、お薬代は調剤薬局にてご清算ください。
- ご不明な点は当院受付窓口にご遠慮なくお尋ねください。
院外処方箋に関するQ&A
- 「医薬分業」とは何ですか?
- 医師の診察を受けたあとに、お薬のかわりにお薬の名前や種類、量、飲み方(使い方)が書かれている処方箋(しょほうせん)が渡されます。この処方箋を院外の調剤薬局に持っていくと、薬剤師が薬の量や飲み合わせ等を確認のうえ調剤し、お薬が渡されます。これにより外来の患者様は複数の調剤薬局の中から薬局を選択してお薬を処方してもらうことが可能となり、かかりつけ薬局として調剤薬局の薬剤師に任せることで、患者様はより充実した医療を受けられるようになります。
- 「処方箋(しょほうせん)」とは何ですか?
- 処方せんにはあなたのお薬の内容が書いてあります。病院でお渡ししますので、院外の調剤薬局へ持って行って下さい。医師の指示どおりのお薬(病院と同じお薬)がもらえます。
- 「調剤薬局」とは何ですか?
- 処方箋を持っていくと、お薬を調剤してくれる薬局です。調剤薬局にも病院と同じように薬剤師がいて、詳しくお薬の説明をしてくれます。「保険薬局」、「基準薬局」、「保険調剤」、「処方せん受付」などの表示があるところであればどこでも調剤でき、患者様が自由に選択できます。
- 処方箋は代理の者が持っていっても調剤できますか?
- 処方箋があればご本人でなくても構いません。患者様はご自宅でお休みになり、ご家族の方などが処方箋をお持ちになっても調剤できます。
- 「院外処方箋」の利点は何ですか?
- 調剤薬局を「かかりつけ薬局」とすることにより、複数の病院および診療所の処方せんについて患者様ごとの「お薬に関する記録(薬歴)」が作成され、重複や飲み合わせの確認と共に、お薬の効きめや飲み方(使い方)、アレルギーや副作用などについてわかりやすい説明や相談を受けることができます。患者様が、お薬を受け取る調剤薬局をご自宅や職場の近くなど自由に選択することもでき、調剤薬局によっては患者様に対するいろいろなサービス(宅配など)が受けられる場合があります。 (ただし、処方せんの受付時間やサービスの内容は調剤薬局によって異なります。)
- 支払い方法はどうなりますか?
- 病院では診療料・検査料・処方箋料などのお支払いを、調剤薬局ではお薬代・調剤料・指導料をお支払いいただくことになります。(お薬代・調剤料などは、病院では請求いたしません。)一般的に患者様がお支払いになる料金は、調剤薬局の技術料により若干高くなります。
- 薬だけ欲しい場合は、病院に行かなくても薬局で調剤できますか?
- いいえ、それはできません。医師の診断の結果、症状に応じて出された処方せんにもとづき薬剤師が調剤いたしますので、その都度受診しなければなりません。
- 処方箋はどこの調剤薬局に持っていってもよいですか?
- どこへ持って行ってもかまいません。ただし、調剤薬局によってはお薬がそろってないことがあるかもしれませんのでご注意ください。
- 処方箋はいつ持っていっても良いのですか?
- 処方箋には発効期限があります。発効日を過ぎた処方箋では原則としてお薬をお受け取りいただけません。その際は、病院か調剤薬局に申し出てください。