経鼻内視鏡検査

2019年9月より、オリンパス社の内視鏡ビデオスコープシステムを使用し、経鼻内視鏡検査を開始し致しました。検査をご希望される方は、当院外来受診時に、お気軽にご相談下さい。

内視鏡検査の目的・特徴

内視鏡検査の目的は、「食道、胃、十二指腸の粘膜」を観察し、「がん、ポリープ、炎症、潰瘍など」があるかどうかを診断することです。また、生検鉗子という器具を使って粘膜を採取し、組織検査を行うことにより、良性･悪性のより確実な診断をすることができます。

当院で実施する経鼻内視鏡検査では、口からの内視鏡検査による「苦しい、つらい」思いを払拭することが可能です。

対象となる症状

以下のような症状、既往のある方が内視鏡検査の対象となります。

• お腹や下腹部あたりに痛みのある方
• 胸焼け、もたれ感のある方
• 食欲不振、体重減少のある方
• 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の既往がある方

内視鏡検査の流れ

検査前日	検査前日の夕食は21時までに済ませ、検査終了までは絶食です。（お水の摂取は構いません。） 検査は午前中に行いますので、予約した時間にご来院下さい。

検査当日	受付を行い、内視鏡室へご案内します。 鼻に止血剤入りの液体と、粘膜麻酔剤を噴霧します。 ゼリー状の麻酔剤をつけた細い管を鼻の中に挿入し、局所麻酔を追加します。

検査中	内視鏡を入れ、観察します。おおよそ10分程度で終了です。 検査中も会話が可能ですので、ご不明点はお話し下さい。

検査後	少しお休み頂いた後、検査結果を医師より説明し、お帰り頂きます。 2時間程度は食事をせず、その後はいつも通りの食事をすることが可能です。