回復期リハビリテーション病棟について
急性期病院で脳卒中などの脳血管疾患や、骨折等の治療を終えた患者さんに対して、365日体制で1日2時間~3時間程度の専門的・集中的なリハビリテーションを提供しながら、在宅復帰・社会復帰を目指す病棟です。
合わせて多職種が連携・協働し、食事・更衣・移動・排泄・入浴など、ご自宅での生活場面を想定し、毎日の入院生活を通した自立支援を目指します。
「家族と一緒に暮らしたい」「以前の生活に戻れるように」「自分の脚で歩きたい」などご入院される患者さんの希望は様々。目標達成に向けて一緒に頑張りましょう!
病床数 | 全30床 |
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多床室 | 4人部屋 |
個室 | 4床 / 1日3,300円(税込) |
回復期リハビリテーション病棟での取り組み
集中的なリハビリテーション
充実したリハビリテーション体制で、365日途切れることなく集中的なリハビリテーションを実施します。詳細は回復期リハビリテーションをご参照ください。
離床活動
退院後の生活を想定し、在宅等での生活リズムに近づけていくため、デイルームでの活動に誘導するなどしながら、リハビリテーション以外の時間もなるべくベッドから離れ、起きて生活する習慣をつけていただきます。
活動内容よっては集団で実施することで、患者さん同士の交流の場、癒しの時間にもなっています。
多職種連携と入退院支援
入院前・入院時・入院中・退院時、そして退院後に至るまで、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフ・介護スタッフ・管理栄養士・社会福祉士等の各種専門職がチーム一丸となって、患者さんお1人お1人に寄り添った入退院支援を行ってまいります。
入棟対象となる対象疾患等
- 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装具訓練を要する状態
- 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の状態
- 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後の状態
- 股関節又は膝関節の置換術後の状態
転院をご検討中の方
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